新作「活版印刷三日月堂 小さな折り紙」

三日月堂シリーズ番外編の2冊目です。

こちらは本編に登場した人々のその後を描いています。

「未来」とうたっていますが、4巻以後の世界というわけではなく、、、

三日月堂、実は1〜3巻は1巻で1年が進んでいく形(4巻は3巻の続き)なんです。

1巻の1年後、2巻の1年後などの話も含まれているので、

そのあたりは本編と同時進行の話ということになりますね。

 

6巻にも活版印刷で刷った扉ページがはいっています。

収録された小説の一節を活字を組んで印刷したものです。

活版印刷というと凹んでいるイメージがある人も多いと思いますが、もともとは凹まない方が

よしとされていました。

いろいろ理由はあるのですが(本文ご参照ください)、書籍は裏にも印刷しますので、

凹んでいたら読みにくいですよね。

なので今回も凹まない印刷にしています。

それでも、やはりよく見るとかすかに凹んでいるのですね。。。

 

そして、こちらのページちょっと間違いがありまして、、、

扉には「『一章 南十字星の下で』より」と記されているのですが、

実際には「南十字星の下で」は2章になってます。

最初は1章に置いていて、活版で刷ったときにはその並びだったのです。

あとで時系列を考えて1章と2章を入れ替えたのですが、扉ページの記述を見落としていて、

 気づいたのは校了日!

活版扉は別進行なのでもう刷り上がっていて、もうどうすることもできず、

注意書きを入れるという対応になりました。

痛恨の間違いでした。。。すみません!

 

こちらも5巻と同じく初版限定ですので、ご興味ある方はぜひ。

 

装画 中村至宏

デザイン 田中久子

活版扉活字組版 三木弘志(弘陽)

活版扉印刷 大洋印刷株式会社

 

オンラインショップ。

 

 

ほしのたね、lotto140、爆弾低気圧との合同企画。読書と創作のワークショップ、140字小説コンテストなど。

 

フェリスの教え子たちの文芸サークル。

 


父・小鷹信光の単行本未収録の著作物。

 

 

よみうりカルチャー大森の140字小説講座受講生のサークル。「はまぐりの夢」を発行。

 

池袋コミュニティカレッジの小説講座受講生のサークル。